更年期障害は、閉経前後にエストロゲンの分泌が減り、ホルモンバランスが崩れることで、心身に様々な症状が現れます。肩こり、頭痛、ホットフラッシュといった全身症状の他、イライラ、落ち込みなどの精神的な症状など、更年期障害は様々な症状が現れます。そんな更年期障害の症状の緩和、改善に役立つ、効果的だとされているのがプラセンタです。

プラセンタとは、胎盤のことです。胎盤にはたんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなど多くの栄養素が含まれており、パーフェクト臓器とも呼ばれています。プラセンタは、この胎盤から抽出したエキスから作られています。

このプラセンタを摂取することで、様々な効果が期待できます。基礎代謝のアップ、免疫力の向上、活性酸素による酸化の抑制、肝臓の機能向上、ホルモン分泌の調整、血行促進など、美容から健康など幅広い効果をもたらしてくれます。

さらには、内分泌を調整する機能や自律神経を調整する機能もあることで、プラセンタは更年期障害の症状を和らげる効果があると注目されています。

実際、プラセンタは更年期障害の治療にも用いられています。治療では、国内で認可されているメルスモンというヒト由来のプラセンタ製剤が使用されています。基本注射です。

摂取する頻度は、症状に合わせて行われますので、週1~2回の頻度の場合もあれば、2週間~月に1回程度といった場合もあります。病名や症状などで、保険適用となるかどうかが違ってきます。

50年以上医療の現場で使用されているプラセンタ注射ですが、これまでに重大な副作用は報告されていません。副作用についての心配はほとんどないとされています。

また最近では、市販のプラセンタサプリも注目を集めています。プラセンタサプリの摂取でも、更年期障害の緩和効果が期待できるとされています。

だたサプリの場合、原料が豚や馬であることが日本では多いです。そういったこともあり、注射による治療と比べると、やはり効果を実感するまでに時間がかかる、効果を実感しにくいといったことはあります。

サプリメントで高い効果を得るためには、プラセンタエキス成分の種類や含有量をしっかり確認して選ぶことが大切です。